このサイトについて

〈サイトの内容について〉
私自身の水害に遭った体験です。
できるだけお金をかけないで、自信を持てる家を建てたかった
当時の気持ちや経緯をつづっています。

〈設計内容について〉
当ブログで紹介している建物につきましては、
特定の敷地を対象とした設計内容となっていますので
このまま、他の敷地に実現しようとした場合、
法規的、構造的に適合しない場合があります。
また、光の入り方や風の流れ、あるいは断熱能力など
充分に機能しない場合やオーバークオリティの場合があります。
その点をご了承下さい。

なお、基本的なこの家の設計内容については、
オープンソースとして使っていただいてかまわないと考えております。
ただし、具体的な詳細につきましては、
それぞれの立地に対応することが必要となりますので、
その部分については、自己責任にてご使用下さい。
または、当方にご相談いただければ幸いです。

〈画像、紹介コンテンツについて〉
当ブログで紹介している画像やその他のコンテンツにつきましては、
著作権、肖像権等、法を侵害する意図はありません。
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意地でも建てた「家づくり」のお話をはじめます。

私は、個人で活動している一級建築士です。
妻と子どもの家族5人、小さな家で暮らしています。
2006年に建てたこの小さな家は、
2004年の水害で以前の家が半壊したことに端を発しています。

水害後の仮暮らしは、家族にとってやはり辛いものでした。
自分の本来の居場所があるということが、いかに幸せなことかを思い知らされました。

「だから、自分たちの“家”が必要だ。」

そんなところから、家づくりが始まりました。
いかに安く、それでいて家族のよりどころとなるしっかりした家を建てられるか･･･。
その顛末をつづっていきたいと思っています。

その時々の出来事や、思ったことなども記しますが、
私は建築士ですので、できるだけ設計データなどの技術的なことや
いくらかかったのか金銭的なことも記述していければと考えています。

家を建てることは、簡単なことではありません。
とりあえずうまくいった私がこんなことを書いて
かえって辛い思いをする方がいらっしゃるかもしれません。
正直、迷いました。今でも迷っています。

でも、私の経験が何らかの形でお役に立てることもあるんじゃないかと思い、
このブログをスタートさせることにしました。
私の体験したことがすべてではありませんが、
何かの選択肢の1つとして、検討材料の1つとしていただければ幸いです。