2006年7月19日
根切り、砕石敷き込みに続いて、次の工程「基礎鉄筋組み」が
始まりました。
コンクリートは、たたいたり、押したりには強い材料ですが、
曲げたり、引っ張ったりには、意外ともろい材料です。
(もちろん、人力程度では、びくともしませんが)
そこで、曲げる力や引っ張る力に対して持ちこたえる要素として
鉄筋が必要になってくるのです。
■鉄筋について
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鉄筋は、JIS(日本工業規格)でキチンと決まっているものなのですが、
ここでは、特に詳細については触れないで、現場で見てすぐにわかる
範囲のお話をします。
まず、我が家で使用する鉄筋は、「D10」と「D13」という
2種類の太さの鉄筋です。“10”“13”という数字が太さを表しています。
右の太い方が径13ミリの「D13」、左の細い方が径10ミリの「D10」。
鉄筋の棒には、節(リブ)が付いています。
それで、以前の節のないツルンとした鉄筋と区別して「異形鉄筋」と
呼ばれます。
節があれば、コンクリートが固まった後で、
鉄筋がコンクリートの中で動かずにいられますので、
引っ張りに強い“鉄”のその能力をコンクリートに作用させることが
できることになります。
(基礎の鉄筋が全体に組まれた様子)
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