我が家の家づくりも、現場工事の段階に入ってきました。
実際の建設工事というと、
地盤を改良したり、基礎の形に土を掘り返したりというのが、
いかにも建設工事開始という感じですが、
その前に、本格的な工事を支援するための準備が必要です。
我が家の現場でも、その作業が始まりました。
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仮設電気を引き込む工事
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旧家屋を解体したときに、電気も引込み線を外しましたので、
工事用に電力を引き込む作業が必要です。
「仮設電気(電力)」と呼ばれていまして、
使用料金は、元請の建設会社が支払います。
このお金も、経費として工事費の中に含まれているのです。
現代の工事では、電気ノコギリに電気釘打ち機など、
また、夕方などの現場照明として、電気は欠かせません。
電気工事屋さんが、敷地の隅に仮設用ポールを立て、
そこに電線本線から引き込み、電力盤(分電盤)を取り付けます。
写真左側の電柱の隣の細いスチールポールが仮設電気引き込み。
ブレーカーやコンセントの入ったボックスがついています。
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仮設水道
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その他にも、工事用の仮設(仮に取り付ける)設備として、
仮設水道があります。
工事の職人さんたちが、手を洗ったりするのはもちろん、
建設材料で水を加えて練るものもありますし、(特に左官など)
これも工事現場に欠かせません。
料金の支払いシステムも電気と同じで、元請建設会社が管理します。
この仮設水道は、すでに解体工事が始まるときに設置されていました。
建物を取り壊すときに、水をかけることが必要なのです。
モノを壊すと、どこで火花が散るかわかりませんし、
それが元で火事になることもあるのです。
ですから、解体工事のときは、たいてい専任で、水道のホースを
持って要所要所に水をかけていく作業の方がいらっしゃいます。
仮設電気ポールの隣に白い細いパイプが立ち上がって、そこに水道の蛇口がついています。
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工事が始まると、バリケードや足場などで、工事現場との境目がはっきりして、安全にも配慮されるのですが、今はただの空き地状態です。ちょっと心配だったので、木の杭とビニール紐で簡易に仕切りました。
ラベル:仮設電気